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これぞホットハッチ!

2009年ルノーメガーヌR26R.

先ず弊社では取り扱うことがない車種ですが、ご縁があったのかやってきました。
何でも当時、あのニュルブルクリンクで量産FF車最速を目指し、450台限定で生産した車らしい。
1オーナーで1.6万キロ走行したこの個体、第一印象はやる気満々のオーラを発しながらも
”実に乗りやすい!”
履いているSタイヤのノイズは気になるものの、6速M/Tのミッションはストロークも短くスパスパ入り、
2リッターあるとはいえ、トルクも下からちゃんと出ていてドッカンターボではなくとても気持ち良い。
本格的なバケットシートと、真っ赤なサベルトの5点シートベルトは乗り降りしずらいし、バックルも邪魔だけれども
普通のシートベルトも残っていたのでいちいち気合入れなくても済む。

本来はサーキット用なのですね。

軽量化の為かリアシートも無く2人乗り。
その代わりにロールバーが張られていますが、大きなトランクスペースにもなっています。
このオレンジのホイールが、本来付いていたホイールですが、あまりに派手ですね。
テクノマグネシオ社製なのでアルミマグなのでしょうね。確かその昔はクロモドラ、だったような。
パースペックスのリア3面ウインドだったり、ドライカーボン製のボンネットだったりとにかく軽量化してます!
感が良く出ています。

仕向け国によって貼ってあるステッカーとか違うみたいですが、この個体は正規輸入車です。
空いている首都高速を流しただけですがとても乗りやすく、そして近年のクルマの中ではとても面白いクルマでした。
乗って楽しいクルマはやはりプリミティブな車、じゃないと!ですね。