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ホイールのレストア

今や珍しい16インチの旧いホイール故に、拘ったらとても入手困難。
90年代初めに一部ジャガーに装着されていた、この写真のスポーツラティスは

XJ40スポーツ(’92~’93年)に前後8J
93年1/2モデルのみのわずかな間に装着されていたXJSにはフロント7J/リア8Jという組み合わせ。
製品自体はBBS製なのですが、デザインがオーソドックスなメッシュでどのモデルに装着しても似合い、
オリジナル15インチだとタイヤの選択肢が限られてしまう昨今、インチアップ/ワイド化するには
ジャガー、特にXJSオーナーには世界的に人気があるホイールなのですが、捜したものが8J4本だと
XJSの場合、フロントブレーキキャリパーに接触してしまいスペーサーを入れるかキャリパーを削らないと
装着できません。XJSの場合、以上の理由とメーカーの設定及びビジュアルの観点からフロントには7J
を入れたいところですが、当時XJSのみの設定でしたのでまずオークション等で探しても流通していません。
していたとしても8J、が殆ど。一部のロールスにも使われていたらしいのですが、当時からオプションで
買えたにしてもまずないので今回このホイールを入手したオーナーは、なんとわざわざドイツの個人オークション
サイトで見つけて輸入。
しかしながらいくら美品とはいえ、30年前の大古品。
何件か相談しても断られましたが、何とか綺麗にレストアしてくれるホイールスペシャリストを紹介していたいてやっと
購入からレストア迄相当な時間と費用が掛かりましたが、新品以上の満足出来る仕上がりになりました。
拘り過ぎるのも色々大変ですよね。

XK150 3.8S

XKシリーズも初代120と比べたらとても近代的になった感がある150。
今回初めて整備入庫しているこのドイツ人オーナーの150は、同じ150でも3.4ではなく3.8リッターエンジンに
トリプルS.Uキャブ、圧縮比9:1を持つXK1503.8S、しかも本国仕様という大変レアななモデル。

この”S”のエンジンは、XKの時代より飛躍的にモダンになったシャシーを持つE-type3.8及びMKX3.8のエンジンと同じになります。
更にこのXKはウエバートリプルキャブレターに変更してあり、今回はアルミラジエター及びオイルクーラーの取り付けが
主たる作業。前後バンパーレスでミシュランの16インチレーシングタイヤを履くこの個体、オーナー曰くサーキット専用車、
なんだとか。凄いですね。

ポルテック(PORTECH)

Team Ikuzawa Collection 964 Targa,ご納車準備が整ったので本日きわどい天候の中
結果雨にも打たれず無事ご納車出来ました。

弊社では既に仕上がっている964を、ご納車前車検整備等の最終チェックを行うために、更に御殿場で昨年から開業している
ポルテックさん、に作業を依頼することにしています。
元ミツワのメカニックさんで構成されており、空冷専門という事なのでお客様も弊社も安心して任せられます。
今回は車検・納車整備の他に、珍しいPCCM(ポルシェ・クラッシック・コミュニケーション・マネージメントシステム)
という旧いポルシェにもあったら良いな~笑システムも装着。

Bluetooth等はともかく、ナビでこの画面を見るのはちょっと無理があるのではとも思いますが。
左右のダイヤルは、更に旧いモデルにも対応出来る様にメッキリング付きの物もキットの中に用意されているという周到さ。
流石ポルシェ純正品。質感といい、価格が高いだけのことはあります。

蛇足ながら、ポルテックの運営母体はあの”TOM’S(トムス)”さんになります。
 

今更ながら。。。


1961年にデビューしたE-typeジャガーに少なからずもの影響を受けた2大国産メーカーのフラッグシップスポーツカー。
日産フェアレデイℤ(S30)1969年発売
トヨタ2000GT(MF10)  1967年発売
60年代のスポーツカーの代表的な形とイメージを作った功績は偉大ですね。
その3台が並んだ雨の中での珍しい写真かも、です。
2016年ラリー日本in TAIWAN,での一コマでした。

春本番

春を通り過ぎて初夏のような気候だった先週末。
フュエルタンク内部の錆が進行して、細かなスラッジが出てきたのでタンクを新品にした後
一度もテストしていないので、満タンからのテストを兼ねて湘南方面へ。

250Km以上を走り、ガソリンの残量が少なくなった事を知らせてくれる、
スピードメーター内の黄色のインジケーターランプが点灯したのを確認して、再び満タンにして終了。
ガソリン漏れもメーター作動にも問題なく、久々にE-typeでのドライブを満喫出来ました。
春は気持よい季節ですが、今日みたいに風の強すぎる日は嫌ですね。

弊社フルレストアE-Type


ボルト&ナットまでのフルレストアの依頼を受けて、実はここまで正確には何年掛かったかちょっと?な程時間が経ってしまった
1962年E-typeSr.13.8FHC.
完全ビスポークなのですが、オーナーの希望で外装色は”ミストグレー”海上自衛隊の船のようなソリッドのグレーです。
巡りまわって少し前からの流行色。勿論当時選べたカラーです。
本日わたびきさんから最後の磨きを残したのみの状態で戻ってきました。

機関関係は勿論全てフルレストアオーバーホールです。
ギアボックスも敢えてフルシンクロ付きの4.2用にはせずにオリジナルのモス製のままです。
ホイールもオーナーの希望でペイントのコンペティション用をチョイス。

足回り、エンジンは新車時よりも綺麗に仕上がったと思います。
あとは全部のメーターのオーバーホールと、内装で残している部分が出来上がれば、ナンバー所得/登録です。
あともう少し、です!

PCCM

PCCM(ポルシェ・クラシック・コミュニケーション・マネージメントシステム)
という名前の何とも大そうな固有名詞が付くこの部品は、DINサイズの純正のステレオを外したインパネにこの純正部品を取り付ければ
ナビとBluetoothでも繋がる音響システムが構築され、しかも大変綺麗に収まる、といういかにもドイツ的な発想の優れもの。
この度、Team Ikuzawa Collectionの964タルガをご成約して下さったお客様へ、生沢さんからのプレゼント
なのですが、なんでも現在国内では直ぐには手に入らない代物だそうです。

流石ポルシェに絶大なコネクションを持つ生沢さんですが、果たしてこれ、運転していてこの小さな画面が見れるのでしょうか?
とても疑問です。スマホでGoogle、の方が良いかもですね笑

車雑誌ENGINE取材


3/25日発売のENGINE、の取材が草加工場にて行われました。
今日の工場の中は、SP/SR専門店みたいになってます笑

今回の主役は’68シルビア。
どんな記事になるのか楽しみです。

R.R(RearEngineRearDrive)


生産年度は違っても、基本的な概念は同じ。強いて言えばドイツVWの国民車カブト虫でしょうが、
日本の国民車であるこのてんとう虫もコンセプトは一緒ですね。勿論こちらの方が後発ですが、その後1959年に英国の
国民車であるミニが誕生して時代の主流はFFに移行。
こうやって並べると、どこかしら似てますね。