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第1回 GC(グランチャン) Returns!

8/9日富士スピードウエイにてGCリターンズ、の第1回目が開催されました。

ご存知の方も多いかと思いますが、富士スピードウェイを舞台として1972年から1989年迄、

行われていたシリーズ戦になりますが、大きく分けて3世代のグラチャンカーがありました。

Gen1 2リッター2座席時代

Gen2 2リッター1座席時代

Gen3 3リッター1座席時代

手前のオレンジがシェブロン製の2座席ボデイにフォード/コスワース製2リッターエンジンを搭載したGen1

奥のブルーがローラ製(F3000)シャシーにロータリーエンジン(3リッター相当)を搭載したGen3

の車両になりますが、自身の少年時代の大きな刷り込みもありますが、個人的には圧倒的にGen1、への思いが圧倒的に強いです。

シャシーはマーチ、シェブロン、ローラ、GRD、アルピーヌ等の外国コンストラクターを筆頭に

シグマ、ベルコ、いすゞ、マナ、EVA、等の国産コンストラクターも参入、

エンジンもBMW, FORD,マツダロータリー、三菱、トヨタ等多彩でした。

ドライバーも、メーカー系ワークスドライバーだった方から全くのプライベーター迄これまた多彩で、同じ

レースに色々な車種やレーシングドライバーの方が参加していたのも、Gen1が一番盛り上がっていた理由だとも思います。

 

今回は、昔一時的に所有していたこのシェブロンB23+Fordに、現オーナーである友人が乗って参戦する事になったので

応援がてら久々に富士迄行ってきました。(結果予選:クラス1位 決勝:クラス3位)

想像を超えての大盛況!

年配の方のみならず、高校生くらいの若い子もとても目につきました。

このイベントをオーガナイズした主催者(元GCチャンピオン)の方の熱意の賜物だと思います。

当時、ファンだった桑島正美さん(黒い稲妻)もシェブロンB19で他のレジエンドドライバーの方々と共に

デモ走行をしました!

今後、年3回のシリーズ戦として、国内各サーキットで開催される予定とか。

今後参加車両(今回は15台2台欠場)やドライバーも増えて行きそうな状況に現在あるので、回数を重ねるごとに

このイベントがどんどん盛り上がって定着していくと良いですね!

*当時の写真です。

 

 

 

 

Single owner since 1977!

16歳の時にハワイに留学してたお嬢様が、

”1回で免許が取れたら車を買ってあげる”

とお父上に言われ、当時のカマロの中古でお嬢様は良かったのに

”そんなものはダメだ”

の一声で、新車の1977年型メルセデスベンツ450SLC,の購入金額を現金でお父上がハワイまでお持ちになり!

なんと若干17歳にして購入、日本に戻るときに一緒に持ち帰ったという凄い逸話付きのSLC.

初代ソアラが出る随分前の話です。

それから約50年経った2025年の今、66歳になられたオーナーは近年海外暮らしが長い事と、断捨離の意味も

含めて平成30年に車検が切れた後、都内の半地下駐車場に動かさずに保管していましが、とうとう手放す事に。

 

バッテリーを繋いだだけで、長い眠りから手間をかける事無く目覚めてくれました!

ディラー車やヨーロッパモデルに見慣れたW107のメルセデスでは、今やまず見ることが出来ない前後のどでかい5マイルバンパー

と厳つい顔になる4灯火式ヘッドライトは、当時のアメリカ仕様の最大の特徴。

当時アメリカに慣れ親しんだ方にはこの方が懐かしいかも。

5マイル(8キロ)でぶつかっても平気な様に作られたショックアブソーバー付きの前後バンパーは中々強烈です。

内装も全く手が入っていない良くも悪しきも新車からの状態。

因みに走行距離は18万マイルを刻んでいました、

新車から50年。半世紀です。

これだけの長い間、同じ車に乗り続けることや、維持することは並大抵な事ではありません。

そんな元オーナーの思い出が詰まったこの車を持ち帰り、少し手を入れてみることにしました。

数日したら”Stock Cars”の方にアップしますので、ご興味があればご覧になってみて下さい!

 

YouTube

旧友のYouTubeに何故か出演です。

お時間があれば見てみて下さい。

校正前の録画時そのものバージョンなので、結構言いたい放題、ですね~からの本日23日、公になったものに変更されています。

 

J.C.C 例会春のドライブ会

春のドライブ会、と言っても昨日の大雨から天候は回復し、28度の気温

そしてかなり高い湿度で、既に夏の様な気温の中での今年3回目の例会に途中棄権ながらF-Typeで参加。

F-Typeは各グレード5台の参加で、この頃だんだん増えて来ています。海老名SAにて。

この後足柄SAで再び集合するのですが、御殿場近くなると天候が崩れ始め、濃霧に。

久々に霧の中、霧というか前方がほぼ見えない中での走行となり緊張しました。

足柄SA。ここから御殿場が濃霧に。

沼津I.C下車からのメンタイパーク伊豆で再び集合の後、」中伊豆ワイナリーヒルズにて昼食、という

スケジュールでしたが、こちらで名誉会長御年88歳のX300XJとご一緒に海老名に戻り昼食を頂きました。

今回はお父様の形見の1955年XK140DHCを、ご子息が奇麗に再仕上して乗って来られていたのですが、

(ボンネットを開けているシルバーのクルマ)

クルマを受け継がれてしかもちゃんと手を入れて、尚且つ父親が古くから在籍していたクラブミーテイングに

メンバーとして参加されているのは本当に素晴らしいし、また羨ましい、とも思いました。

 

 

’63 E-Type3.8 OTS 路上復帰!

暫く寝ていたE-Typeを仕入れて、安心して乗れる様にするには元の状態にも勿論よりますが、

今回商品として仕入れたこの個体の様なコンデションの場合、幸いにも車体及び内装は良かったのですが

機関的な部分に色々と問題があり、それらに手を入れて安心して新しいオーナーにご提供するのが弊社の販売の基本で、

車両の価格にはこの様な修理及び整備、部品代も含まれているのが他社との決定的な違いです。

それぞれの販売車両の価格には、総合的な車両判断の根拠と裏付けがあるのです。写真からでも想像できると思いますが

それぞれ比較してみて下さい、(単に磨いただけではありませんよ笑)

After

ドアミラーはオーナーの好みで勿論交換します。

Before

Before

After

これから更に手が入ります。

Before

After

この個体は商品として出す前に売約済み、になりました。

AUTOMOBILE COUNCIL 2025 終了です。。

今年のAUTOMOBILE COUNCIL、は隣ブースのコーギーズさんと終始混合のような運営でしたが、

同じレーシングカーでもこの1976年富士で行われたF-1が終わった後もそのまま日本に残り、タミヤ模型の

社宝であるこのタイレルP34,が個人的には一番刺さりました。レーシングカーの究極であるF-1、しかも

レーシングカーではまずあり得ない、良くも悪しきもフルオリジナルコンデション。経年による自然な変化もとても良い。

これはもう走らせる為のレストアはしないで、このままで個人的には保存しておいてほしいですね。

そして、ちゃっかりコーギーズさんのローラT212おコクピットに座らせて頂きご満悦。

今回何より一番驚いたのは今から丁度40年前、1985年にジャガーの正規輸入販売をしていたARJ(Austin Rover Japan)

に勤務していた時に晴海で(懐かし!)モーターショーがあったのですが、セールスで商品説明を現場でしていた僕のことを

覚えていて下さり、40年前晴海にきたその方の友人と幕張にいらして、お声を掛けて頂いたのにはびっくり、でした。

要約すると、なんでも大変丁寧に僕がその方に接したしたそうで、それを今でも覚えていて下さっていたらしいです。

光栄です。

そしてその後ジャガーをお求めになり、今でも1984年のSr.3XJ-6にお乗りだという事です。

それから40年も経ちますが、長く同じことやっていると、色々な事がありますね。

3日間色々な方と普段以上に話したり、立ったり座ったり、普段歩かないような歩数を歩いたりで相当疲れましたが、このイベントは主催なさっている方々、

出店なさっていた業者さんやお客さんまで全ての方がアットホームな雰囲気で良いな、と出店する度に感じます。

今回成約とはなりませんでしたが、弊社が提供している商品、特にジャガーとの向き合い方は充分にアピールは出来たかとは思います!

それではいつかまたAUTOMOBILE COUNCILで!

 

AUTOMOBILE COUNCIL 2025 搬入完了!

明日から13日迄幕張メッセで行われる、AUTOMOBILE COUNCIL 2025

XJ-6C4.2の搬入を先程完了致しました。

今年は1台のみの展示/販売ですが、その分お友達のコーギーズさんがお隣で素晴らしいクルマ達を展示していますのでここは必見です!

主催者展示よりある意味凄いかもですよ。

 

 

カーグラフィックの本やテレビで紹介された427やGT40、そして初期のGCカーであるローラT212などなど。

それでは会場でお待ちしております!

5Speed M/T

E-Typeはデフの選択で加速重視か(ローギヤード)、車速の伸び重視(ハイギヤード)かの選択は3.8E-Typeの時代は

新車時に選択が出来ましたが、4.2の時代になると仕向け地によって、例えば本国及びヨーロッパ圏内は3.07、

北米向けは3.54、と自ずから決まったレシオが装着されています。

そこでデフを交換することで、今装着されている物よりもローギャード若しくはハイギヤードにするのが昔ながらの

手法でしたが、現在装着されているファイナルギアに合ったギアレシオを持つ、今時の5速ミッションにコンバート出来る

キットを装着する、という方法もあります。

流石にそのままポンつけ出来る訳ではありませんが(ベルハウジング等の大きさの問題による)、例えば高速道路巡行時に

”あともう一速欲しいな”と感じる方等、ローギアードなファイナルが装着されている車にはお勧めかもしれません。

E-Typeはアフターパーツも豊富で、選択肢も色々あるので楽しいですね。

6年掛かってしまいましたが。。。

やっと本日大安吉日に納車出来ました。

本国仕様、オールナンバーマッチングの1962年E-type Sr.13.8

手前味噌になりますが、細部まで時間が掛かってしまった分仕上がりは日本一、ではないかと思います。

オーナーの希望で”ミストグレイ”という純正色で塗装したこの個体は

今流行りのグレーソリッドですが、当時からあったのですね。

時代と流行は繰り返す、という好例です。

末永く大切にお乗り頂けましたら光栄です。

詳細の写真は、弊社ホームページ”Gallery”にアップしてありますので、ご覧になってみて下さい。

 

Tetsu Ikuzawa’s hautre couture PIT&PADDOCK Jacket

一昨年のTAG Heuerとのコラボレーションで発表した限定販売した腕時計に続き

昨年末にやはり限定で出した知る人ぞ知る、ご本人曰くワッペン一枚から全てにおいて、拘り抜いた

ジャケットがこれになります。

その名も”Tetsu Ikuzawa’s hautre couture(オートクチュール) PIT&PADDOCK Jacket”

プレタポルテ、ではありません!その名の通り”オートクチュール”と言ってます。

赤と白が基調の、これ以上派手なジャケットは今迄見たことがありません!

写真には出ていませんが、裏地には一面に無数のトレードマークである丹頂鶴、が散りばめられています。

ご本人からジャガーと一緒の写真を撮って、というリクエストがあり、(このジャケットを購入した方の殆どはポルシェユーザーらしい)

初の英国車、ということで手持の、それも一番似合いそうな車で撮ってみたのですが、

クルマの色や年式は、このジャケットの時代背景的にはピッタリ、なのですが何かが違う、というかE-Typeには強烈過ぎます笑

表側にワッペンと刺繍合わせて26枚。

裏側(大)6枚の合計32枚の大サービスで、デザインを決めるだけでも6か月、商標権の使用許可を得る交渉に2年、という

時間を費やしている挙句、このジャケットの為に商標権を取得したしまったのもあるそう。

流石、です。

とても勿体ないのと気後れして着れそうにありません。。。