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AUTOMOBILE COUNCIL 2024

今年は弊社は出展/参加はしませんでしたが、見学に。
個人的に高い値段で販売されているクルマたちの中で、一番コスパが高いと感じた蟹目。

静岡のワラシナカーズさんが出品していたこの蟹目、なんと
ノーレストア(内外装共)/フルオリジナル/実走2.2万/オリジナルハードトップ付き
という3拍子も4拍子も揃った個体。
Original Sprite,という本の表紙にもなったこともあり、
60年以上前に作られた大衆向けのスポーツカーで、レストアどころかオリジナルペイントを現在まで保ち、
内装もそのまま。ファクトリーで組まれたオーバーホールを受けていないエンジン、
低走行故に剛性がしっかり残っているであろうボディ。
イメージや想像ではなく、新車当時の走りや雰囲気をリマインド出来る個体は先ず無いので
蟹目が本当にに好きならば、いい加減な物を買うならもっとお金出しても二度と巡り合うことがないと思われる
この個体を、無理しても購入するべきだと思いました。(因みに大体現在の蟹目の相場より200万ちょい高い)
弊社で昔輸入したE-typeSr.1 4.2OTS ”U9”新車から実走行7300マイル に乗った時の”目から鱗”的な感覚を
これを見て思い出しました。

今日終了したカウンシルですが、もし次のオーナーが未だ決まっていなけば是非。

AUTOMOBILCOUNCIL,来年はまた弊社も出展する予定です。

遅まきながら。。。


先月末27日に発売された雑誌、”ENGINE”5月号No.275
2024年度版ちょっと古い車探検隊、第3部オーナー取材編#4初代シルビアを手に入れた~に登場しています。

勿論購入していただくのが一番ですが、本屋さんで立ち読みでもしてみて下さいませ!

ホイールのレストア

今や珍しい16インチの旧いホイール故に、拘ったらとても入手困難。
90年代初めに一部ジャガーに装着されていた、この写真のスポーツラティスは

XJ40スポーツ(’92~’93年)に前後8J
93年1/2モデルのみのわずかな間に装着されていたXJSにはフロント7J/リア8Jという組み合わせ。
製品自体はBBS製なのですが、デザインがオーソドックスなメッシュでどのモデルに装着しても似合い、
オリジナル15インチだとタイヤの選択肢が限られてしまう昨今、インチアップ/ワイド化するには
ジャガー、特にXJSオーナーには世界的に人気があるホイールなのですが、捜したものが8J4本だと
XJSの場合、フロントブレーキキャリパーに接触してしまいスペーサーを入れるかキャリパーを削らないと
装着できません。XJSの場合、以上の理由とメーカーの設定及びビジュアルの観点からフロントには7J
を入れたいところですが、当時XJSのみの設定でしたのでまずオークション等で探しても流通していません。
していたとしても8J、が殆ど。一部のロールスにも使われていたらしいのですが、当時からオプションで
買えたにしてもまずないので今回このホイールを入手したオーナーは、なんとわざわざドイツの個人オークション
サイトで見つけて輸入。
しかしながらいくら美品とはいえ、30年前の大古品。
何件か相談しても断られましたが、何とか綺麗にレストアしてくれるホイールスペシャリストを紹介していたいてやっと
購入からレストア迄相当な時間と費用が掛かりましたが、新品以上の満足出来る仕上がりになりました。
拘り過ぎるのも色々大変ですよね。

XK150 3.8S

XKシリーズも初代120と比べたらとても近代的になった感がある150。
今回初めて整備入庫しているこのドイツ人オーナーの150は、同じ150でも3.4ではなく3.8リッターエンジンに
トリプルS.Uキャブ、圧縮比9:1を持つXK1503.8S、しかも本国仕様という大変レアななモデル。

この”S”のエンジンは、XKの時代より飛躍的にモダンになったシャシーを持つE-type3.8及びMKX3.8のエンジンと同じになります。
更にこのXKはウエバートリプルキャブレターに変更してあり、今回はアルミラジエター及びオイルクーラーの取り付けが
主たる作業。前後バンパーレスでミシュランの16インチレーシングタイヤを履くこの個体、オーナー曰くサーキット専用車、
なんだとか。凄いですね。

ポルテック(PORTECH)

Team Ikuzawa Collection 964 Targa,ご納車準備が整ったので本日きわどい天候の中
結果雨にも打たれず無事ご納車出来ました。

弊社では既に仕上がっている964を、ご納車前車検整備等の最終チェックを行うために、更に御殿場で昨年から開業している
ポルテックさん、に作業を依頼することにしています。
元ミツワのメカニックさんで構成されており、空冷専門という事なのでお客様も弊社も安心して任せられます。
今回は車検・納車整備の他に、珍しいPCCM(ポルシェ・クラッシック・コミュニケーション・マネージメントシステム)
という旧いポルシェにもあったら良いな~笑システムも装着。

Bluetooth等はともかく、ナビでこの画面を見るのはちょっと無理があるのではとも思いますが。
左右のダイヤルは、更に旧いモデルにも対応出来る様にメッキリング付きの物もキットの中に用意されているという周到さ。
流石ポルシェ純正品。質感といい、価格が高いだけのことはあります。

蛇足ながら、ポルテックの運営母体はあの”TOM’S(トムス)”さんになります。