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XK150 3.8S

XKシリーズも初代120と比べたらとても近代的になった感がある150。
今回初めて整備入庫しているこのドイツ人オーナーの150は、同じ150でも3.4ではなく3.8リッターエンジンに
トリプルS.Uキャブ、圧縮比9:1を持つXK1503.8S、しかも本国仕様という大変レアななモデル。

この”S”のエンジンは、XKの時代より飛躍的にモダンになったシャシーを持つE-type3.8及びMKX3.8のエンジンと同じになります。
更にこのXKはウエバートリプルキャブレターに変更してあり、今回はアルミラジエター及びオイルクーラーの取り付けが
主たる作業。前後バンパーレスでミシュランの16インチレーシングタイヤを履くこの個体、オーナー曰くサーキット専用車、
なんだとか。凄いですね。