Blog article

image

Single owner since 1975!

16歳の時にハワイに留学してたお嬢様が、

”1回で免許が取れたら車を買ってあげる”

とお父上に言われ、当時のカマロの中古でお嬢様は良かったのに

”そんなものはダメだ”

の一声で、新車の1975年型メルセデスベンツ450SLC,の購入金額を現金でお父上がハワイまでお持ちになり!

なんと若干16歳にして購入、日本に戻るときに一緒に持ち帰ったという凄い逸話付きのSLC.

初代ソアラが出る随分前の話です。

それから丁度50年経った2025年の今、66歳になられたオーナーは近年海外暮らしが長い事と、断捨離の意味も

含めて平成30年に車検が切れた後、都内の半地下駐車場に動かさずに保管していましが、とうとう手放す事に。

 

バッテリーを繋いだだけで、長い眠りから手間をかける事無く目覚めてくれました!

ディラー車やヨーロッパモデルに見慣れた107のメルセデスでは、今やまず見ることが出来ない前後のどでかい5マイルバンパー

と厳つい顔になる4灯火式ヘッドライトは、当時のアメリカ仕様の最大の特徴。

当時アメリカに慣れ親しんだ方にはこの方が懐かしいかも。

5マイル(8キロ)でぶつかっても平気な様に作られたショックアブソーバー付きの前後バンパーは中々強烈です。

内装も全く手が入っていない良くも悪しきも新車からの状態。

因みに走行距離は18万マイルを刻んでいました、

新車から50年。半世紀です。

これだけの長い間、同じ車に乗り続けることや、維持することは並大抵な事ではありません。

そんな元オーナーの思い出が詰まったこの車を持ち帰り、少し手を入れてみることにしました。

数日したら”Stock Cars”の方にアップしますので、ご興味があればご覧になってみて下さい!