Single owner since 1975!
- 2025.07.14
- ブログ
16歳の時にハワイに留学してたお嬢様が、
”1回で免許が取れたら車を買ってあげる”
とお父上に言われ、当時のカマロの中古でお嬢様は良かったのに
”そんなものはダメだ”
の一声で、新車の1975年型メルセデスベンツ450SLC,の購入金額を現金でお父上がハワイまでお持ちになり!
なんと若干16歳にして購入、日本に戻るときに一緒に持ち帰ったという凄い逸話付きのSLC.
初代ソアラが出る随分前の話です。
それから丁度50年経った2025年の今、66歳になられたオーナーは近年海外暮らしが長い事と、断捨離の意味も
含めて平成30年に車検が切れた後、都内の半地下駐車場に動かさずに保管していましが、とうとう手放す事に。
バッテリーを繋いだだけで、長い眠りから手間をかける事無く目覚めてくれました!
ディラー車やヨーロッパモデルに見慣れた107のメルセデスでは、今やまず見ることが出来ない前後のどでかい5マイルバンパー
と厳つい顔になる4灯火式ヘッドライトは、当時のアメリカ仕様の最大の特徴。
当時アメリカに慣れ親しんだ方にはこの方が懐かしいかも。
5マイル(8キロ)でぶつかっても平気な様に作られたショックアブソーバー付きの前後バンパーは中々強烈です。
内装も全く手が入っていない良くも悪しきも新車からの状態。
因みに走行距離は18万マイルを刻んでいました、
新車から50年。半世紀です。
これだけの長い間、同じ車に乗り続けることや、維持することは並大抵な事ではありません。
そんな元オーナーの思い出が詰まったこの車を持ち帰り、少し手を入れてみることにしました。
数日したら”Stock Cars”の方にアップしますので、ご興味があればご覧になってみて下さい!