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Sr.2,Sr.3という選択

数あるクラシックジャガーの中でも、飛び抜けた人気を誇るE-Type.

1961年から1975年迄の各シリーズやモデルの中でも、圧倒的な人気を誇るのが

Sr.1OTS(OpenTwo Seater)3.8または4.2なのですが、昨今の値段の高騰と、人気モデル故に

並行輸入された個体が殆どで、良し悪しの判断が細分化されてとても難しくなつている近年、

ジョーカーを引いてしまう可能性も比例して高くなって来ています。

Sr.1FHC(FixedHeadCoupe)についても近年同様な傾向がみられるのですが、

同じE-Type シリーズの中でも、Sr.1に比べ日本では若干人気が落ちるSr.3,は大きく手を入れられた

個体は少なく、殆どがU.S並行のOTSで、左ハンドルはクーラーの設定があった(右は無し)為に

オートマ/クーラー/パワステ(Sr.3は標準)が装備されている個体が多く、しかも値段もリーズナブル、

なのですが、やはりスポーツカーというよりも70年代初期のGT,という性格になります。

それならば、並行で入ってきた個体も少ないFHCの方が、大きなラゲッジルームを備え、2+2という構成から

益々GT的な要素が際立ちますが、探すとまともな個体が先ずありません。

写真の個体は、1972年 正規輸入車で新車からの2桁ナンバーを維持している、歴代オーナーにとても恵まれたSr.3FHC LHDA/T.

まず市場に出ることは無いと思います。よく整備された個体は、外気温が35度位あってもクーラーをかけていても酷い渋滞に巻き込まれなければ

大丈夫。

そして更に希少、というか、先ず市場に出ることが無いのが

1971年Sr.2FHC しかも正規輸入車で本国仕様RHD.これは本当にレア、です!

当時のU.S仕様が低圧縮(8:1)ストロンバーグ製のツインキャブにデチューンされたエンジンではなく、高圧縮(9:1)でS.Uトリプルキャブ。

Sr.2は生産時期が短かったのもありますが、Sr.1に比べブレーキ等もアップグレードされ、乗るにはE-Type シリーズの中では一番安全で扱い易い

モデルだと思います。並行で輸入されたSr.2のOTSはたまに市場で散見されますが、正規物の本国仕様FHCは先ず無い筈です。

この個体はB/W製のタイプ66A/Tにコンバートされ、後付けの国産クーラーも装備されていますが、車両代がリーズナブルな分自分の好みに

仕上げて普段使いしたら、最高にCool,だと思います!