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オリジナル部品!

週末に軽修理に入った素晴らしくオリジナル度の高い’59 XK150 3.4FHC


殆どすべての部品がオリジナル、若しくはそれに準ずる部品が装着され、多分新車時のままの部品でエンジンルームが構成されているとてもレアな個体。
走行も実走7800Mileと推測されるこの個体には、ジャガー=オーバーヒートという、日本の間違った常識では全く考えられない装備が。
追加電動ファンも勿論無く、その代わりにオリジナルラジエターの前に正しく純正品、とおぼしきロールカーテンの様なものが装着されています。

このロールカーテン(シェード)を掛ける所は3箇所あり、微妙な風量調節も可能。
なんとオーバークールにならないように冬場当時のイギリスではワイヤーを引き下げて使用していたのですね。(現在も、かもですが)
長年ジャガーの旧いのを見てきましたが、噂には聞いていた純正品と思われるラジエターシャッターを見たのは初めて。ちょっと感動でした。