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’93DD6 Final Model 委託販売車両入庫です!


程度の本当に良いDD6がとても少なくなってきたこの頃ですが、内外装共に最高のコンデションのDD6が委託販売で入庫致しました。

右ハンドル/最終モデル/走行距離は僅か3.5万キロになります。
上品なリージェンシーレッドのボディカラーにドスキンレザーのインテリアカラーの組み合わせ。

詳しくは弊社ホームページ”StockList”をご覧下さいませ。

昭和の頃は。。

昭和の時代で9月半ば過ぎに35度を超える、この頃よく言われる猛烈残暑日というのは記憶にないですが、
エアコンの持ち合わせなど無い、すべてがアナログそして勿論マニュアルの車をせめての夜にドライブ。

クルマは1972年アルファロメオ2000GTV.
この時代の車では常識的に備わっていた三角窓がとっても有効。
音、匂い、生温い風。全てがとても懐かしい感覚!
ビニールのシートが汗でしっとりするのも。
正しくザ。昭和。昔のクルマは懐かしさや昔の思い出も蘇らせてくれる。
これで窓から手を出してタバコなんて吸った挙句、ポイ捨てなんかしたらどれだけ時代錯誤でアンモラルなドライバー!
なんでしょうね。
暑かったけどなんか楽しかった夜。

スペアタイヤ

現在最終仕上げ中のニッサンシルビア(CSP311)に載せるスペアホイール&タイヤです。

純正ホイール4Jをブラスト掛けしたのち半艶ブラックで塗装。
以前に頂いて保管しておいた当時物新品ヨコハマ製ホワイトリボンのバイアスタイヤを必死に清掃して装着。
勿論スペアに載せるだけですが、保管しておいて良かったです。
これ以上のスペアタイヤは(観賞用だとしても)ない、ですから!

ベタベタ問題


久しぶりに現代のジャガー、F-Typeに乗ろうとしたら手に触れる部分、ステアリング、ドアインナーハンドル、パワーウインドスイッチ、カップホルダーの蓋など
のプラスティック部品がベタベタで、おまけに手に付くとそのベタベタがなかなか取れない!
イタリアの車では前から良く聞く話で、ジャガーなどの英国車には関係ないと思っていたのですが、ジャガー、お前もか!
なんでも湿気が多く暑いとプラスティックの加水分解が進むらしく、話によると近年リサイクル率を上げて再生プラスティックを原材料に増やすと
更にその傾向が強いらしい。高温多湿の日本では特にでしょうね。
実は少し前にこの症状が出だしたので、上からクリアを吹いて一時的には収まってはいたのですが解決策にはならず、エアコン付きの車庫でも今年はダメだった様子。
アルコールで拭き取れば良いと聞いていたので試したところ、ステアリング以外の部品は何とか取れたのですが必ず触るステアリングリム、
ここを結構追い込んで拭いたらなんと!地肌のプラスティックが露出してしまいました。。

ここの部分。
下の”R”のエンブレムが付いているリムが塗装されている状態の本来の姿。
ステアリングリムのみ部品供給があって助かりました。
ステアリングA’ssyだったらシャレにもなりませんからね。
話変わって昨晩テレビを見ていたら、メジャーリーグの始球式、とやらをやっていました。
大谷選手に愛犬が球を投げる(運ぶ)という場面でしたが、これが完璧に成功。
観た方も多かったとは思いますが、野球や大谷選手のファンでもないのですが、このシーンはとても印象的で素晴らしかった!

夏季休業のお知らせ

弊社では8月11日(日)より8月18日(日)まで夏季休暇のため休業とさせていただきますので
ご理解を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

婚礼送迎にはJ&Dで!

都内某有名ホテルのご婚礼の送迎等で旧いJAGUAR と、比較的古い(と言ってももはや充分に旧いですね)
Daimlerが使われているのをご存じですか?弊社が現在整備を承っているこの2台なのですが
送迎、と言っても敷地内の移動という短距離や、クルマと一緒に記念写真を撮る、というのがこの2台の主な
仕事。それでも中々の人気があるらしく、クルマと一緒の婚礼プランも人気だとか。
そのホテルの1号車がこの1960年JAGUAR MKⅨ(マーク9)

クラシックカーのイベントでも中々お目にかかれないですよね。
因みにこのホテルの婚礼イメージポスターになっているこの個体、残念ながら今月で現役引退だそうです。

そして2号車は以前このブログでもご紹介した(2023 11/15)1991年Daimler 420 Limousine.

これは昔ながらの格式を持った、正統な英国式リムジンですね。
このクルマもまず海外を含め他のホテル等でも見ることや、ましては後席に乗る機会なども無くなりましたね。
貴重です。
マークⅨの引退は少し残念ですが、後継車が何になるのかもちょっと楽しみです!

NAG MOTORSとO氏を偲んで

品川南大井の住宅街にあったクラッシックジャガーの修理では日本一、の誉れ高い
そして古くからのジャガー乗りならば誰しもその名前は聞いたことがあったNAG MOTORS.
ここのオーナーは、ジャガーの正規輸入元であった新東洋企業のメカニックであった
永津正人さん。27歳の時独立して開業、2014年にその長い歴史に幕を閉じてしまいました。
現在御年80歳。
1966年の第3回日本グランプリでは、安田銀治氏のメカニックとして参加、優秀なメカニック
として表彰されるなど、それこそE-Typeを知り尽くした方です。

またこの工場のメカニックとして勤務していた今は亡き根本さんは、やはり同じ時代に滝レーシングにてローラT70などの
メンテナンスをしていた、これまた凄腕のメカニックでした。

この個体そのものです。
その永津社長の中学からの同級生であった旧友のO氏が、工場を閉める前にその一角を6年間も占領(僕が持っているE-Type は10年でしたが!)
素人ながらほぼ一人でエンジン/ミッションを含めレストアしたのがこのSr.3のE-typeOTS,でした。
カバーの付いたヘッドライト、モールを省略したフロントグリル、幅広でインチアップされた16インチホイールに3爪スピンナー、
特徴ある位置とステーにマウントされたセブリングミラー、極めつけは見た目はオリジナルと同じデザインなのになぜかフェラーリの様な
排気音を発する排気管(Like a Ferrari Sound,という名称だそうです)などなど。

自分の好み通りにモディファイしながらレストアを楽しんでいました。
弊社メカニックもこの車のレストアのお手伝いをしていた関係上、川口工場にもオイル交換等、なにか不具合があるといらしていたのですが、
とても残念な事に今春、NAG MOTORSで最後のレストアとなったこの車を残されて旅立たれてしまいました。
先日ご遺族からご連絡があり、気温35度超えの中、お引き取りをしてきたのですが、
バッテリーが上がっていた他は全て問題なく、最後まで自分のガレージで手を入れていた様子がとてもよく伺えました。

よく見ると中々かっこ良い。
次のオーナーにも恵まれます様に。
昔からのお店やお知り合いがどんどん居なくなり、寂しい限りです。

Garage Life

以前ヒーレースプライトMK1でヒストリックレースに参戦して素晴らしいリザルトを多数
残したY氏。私も数年に渡り、耐久レースでチームメイトとしてこの車に乗せて頂いていました。
本日はご納車を待ちに待たせてしまった1965年、正規輸入車の1台であったE-Typeのご納車。

お待たせしている間に改装された真新しいガレージには、過去のリザルトを証明する沢山のトロフィーが綺麗に飾られ

勿論もエアコン完備され、ゆっくり寛ぐことが出来るスペースに改装されていました。
正にGarageLife.
2台の車が収納出来るガレージのもう一台は、1995年よりずっとお持ちのTVRグリフィス500。

数々の想い出が沢山詰まったこのガレージに、新たにE-Typeでの想い出も沢山増えていくのでしょうね。

このヒーレースプライトは現在私の手元にあり、Y氏の思いも乗せて走らせようと思っています!

これからのE-Typeでの新たな日々、そして素晴らしいGarageLife,を!

流石世界一のトヨタさん

日常に乗っているプリウスのリアドアスイッチに問題があるとの事で、リコールの通知が来ていたので
購入先の販売店に予約を入れて持って行ったところ

1.交換部品が整わず、2か月近くもお待たせしたこと
2.納車して間もないのにリコールをだしてしまったこと
以上の理由から、到着するやいなや受付の女性のお出迎え(初めての事です)
店長さんがわざわざ出て来て、ご丁寧なお詫びのご挨拶と大層なお菓子の入った紙袋を手渡され、

更に私が乗るには大変気が引ける消防車と同じくらい赤い、真っ赤なヤリスまでご用意頂きました。(この車に関しては、気持ち半分有難迷惑でしたが。。)
因みにこのヨックモックのセットは販売店ではなく、トヨタ自動車からのお気持ちとのこと。
この頃よくニュースなどで耳にする、トヨタ自動車の不祥事への対応の一環なのかな、と
単なる?リコールで、そこまで迷惑をかけられたつもりはないこちらとしてはそう感じてしまいました。
しかしながら、テスラモーターズの様に無人販売、無人対応は日本の自動車社会では特にこの国では
中々難しいだろうなとも感じました。
今回の対応は、決して悪い気はしない事なので流石世界一大きな自動車会社、トヨタさんだな、とも思ました。

↑ちょっと、無理があるな~笑

これぞホットハッチ!

2009年ルノーメガーヌR26R.

先ず弊社では取り扱うことがない車種ですが、ご縁があったのかやってきました。
何でも当時、あのニュルブルクリンクで量産FF車最速を目指し、450台限定で生産した車らしい。
1オーナーで1.6万キロ走行したこの個体、第一印象はやる気満々のオーラを発しながらも
”実に乗りやすい!”
履いているSタイヤのノイズは気になるものの、6速M/Tのミッションはストロークも短くスパスパ入り、
2リッターあるとはいえ、トルクも下からちゃんと出ていてドッカンターボではなくとても気持ち良い。
本格的なバケットシートと、真っ赤なサベルトの5点シートベルトは乗り降りしずらいし、バックルも邪魔だけれども
普通のシートベルトも残っていたのでいちいち気合入れなくても済む。

本来はサーキット用なのですね。

軽量化の為かリアシートも無く2人乗り。
その代わりにロールバーが張られていますが、大きなトランクスペースにもなっています。
このオレンジのホイールが、本来付いていたホイールですが、あまりに派手ですね。
テクノマグネシオ社製なのでアルミマグなのでしょうね。確かその昔はクロモドラ、だったような。
パースペックスのリア3面ウインドだったり、ドライカーボン製のボンネットだったりとにかく軽量化してます!
感が良く出ています。

仕向け国によって貼ってあるステッカーとか違うみたいですが、この個体は正規輸入車です。
空いている首都高速を流しただけですがとても乗りやすく、そして近年のクルマの中ではとても面白いクルマでした。
乗って楽しいクルマはやはりプリミティブな車、じゃないと!ですね。