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XK150 3.8S

XKシリーズも初代120と比べたらとても近代的になった感がある150。
今回初めて整備入庫しているこのドイツ人オーナーの150は、同じ150でも3.4ではなく3.8リッターエンジンに
トリプルS.Uキャブ、圧縮比9:1を持つXK1503.8S、しかも本国仕様という大変レアななモデル。

この”S”のエンジンは、XKの時代より飛躍的にモダンになったシャシーを持つE-type3.8及びMKX3.8のエンジンと同じになります。
更にこのXKはウエバートリプルキャブレターに変更してあり、今回はアルミラジエター及びオイルクーラーの取り付けが
主たる作業。前後バンパーレスでミシュランの16インチレーシングタイヤを履くこの個体、オーナー曰くサーキット専用車、
なんだとか。凄いですね。

ポルテック(PORTECH)

Team Ikuzawa Collection 964 Targa,ご納車準備が整ったので本日きわどい天候の中
結果雨にも打たれず無事ご納車出来ました。

弊社では既に仕上がっている964を、ご納車前車検整備等の最終チェックを行うために、更に御殿場で昨年から開業している
ポルテックさん、に作業を依頼することにしています。
元ミツワのメカニックさんで構成されており、空冷専門という事なのでお客様も弊社も安心して任せられます。
今回は車検・納車整備の他に、珍しいPCCM(ポルシェ・クラッシック・コミュニケーション・マネージメントシステム)
という旧いポルシェにもあったら良いな~笑システムも装着。

Bluetooth等はともかく、ナビでこの画面を見るのはちょっと無理があるのではとも思いますが。
左右のダイヤルは、更に旧いモデルにも対応出来る様にメッキリング付きの物もキットの中に用意されているという周到さ。
流石ポルシェ純正品。質感といい、価格が高いだけのことはあります。

蛇足ながら、ポルテックの運営母体はあの”TOM’S(トムス)”さんになります。
 

今更ながら。。。


1961年にデビューしたE-typeジャガーに少なからずもの影響を受けた2大国産メーカーのフラッグシップスポーツカー。
日産フェアレデイℤ(S30)1969年発売
トヨタ2000GT(MF10)  1967年発売
60年代のスポーツカーの代表的な形とイメージを作った功績は偉大ですね。
その3台が並んだ雨の中での珍しい写真かも、です。
2016年ラリー日本in TAIWAN,での一コマでした。

’92 XJS4.0 Convertible 入庫です!

後期型の希少なXJS4.0コンバーティブルが入庫致しました。

走行僅か33000㎞の個体になります。
昨今の世界的なネオクラシック流行り(80年代~90年代のクルマ)の影響もあり、程度の良い個体を探すのは大変難しくなりましたが、
歴代オーナーに恵まれたこの個体は御覧の様に現在まで大変綺麗な状態に保たれております。


4リッターモデルは維持管理が楽な上にフロントがが軽いので回頭性が良く、スポーティな走りもお楽しみ頂けると思います。
ジャガーのイメージが強い、ブルックランズグリーンの外装にブラック幌、内装は上品なチルターンツイードのハーフレザーの組み合わせ。
詳しくは弊社ホームページ”Stock List”をご覧くださいませ。

春本番

春を通り過ぎて初夏のような気候だった先週末。
フュエルタンク内部の錆が進行して、細かなスラッジが出てきたのでタンクを新品にした後
一度もテストしていないので、満タンからのテストを兼ねて湘南方面へ。

250Km以上を走り、ガソリンの残量が少なくなった事を知らせてくれる、
スピードメーター内の黄色のインジケーターランプが点灯したのを確認して、再び満タンにして終了。
ガソリン漏れもメーター作動にも問題なく、久々にE-typeでのドライブを満喫出来ました。
春は気持よい季節ですが、今日みたいに風の強すぎる日は嫌ですね。

弊社フルレストアE-Type


ボルト&ナットまでのフルレストアの依頼を受けて、実はここまで正確には何年掛かったかちょっと?な程時間が経ってしまった
1962年E-typeSr.13.8FHC.
完全ビスポークなのですが、オーナーの希望で外装色は”ミストグレー”海上自衛隊の船のようなソリッドのグレーです。
巡りまわって少し前からの流行色。勿論当時選べたカラーです。
本日わたびきさんから最後の磨きを残したのみの状態で戻ってきました。

機関関係は勿論全てフルレストアオーバーホールです。
ギアボックスも敢えてフルシンクロ付きの4.2用にはせずにオリジナルのモス製のままです。
ホイールもオーナーの希望でペイントのコンペティション用をチョイス。

足回り、エンジンは新車時よりも綺麗に仕上がったと思います。
あとは全部のメーターのオーバーホールと、内装で残している部分が出来上がれば、ナンバー所得/登録です。
あともう少し、です!

PCCM

PCCM(ポルシェ・クラシック・コミュニケーション・マネージメントシステム)
という名前の何とも大そうな固有名詞が付くこの部品は、DINサイズの純正のステレオを外したインパネにこの純正部品を取り付ければ
ナビとBluetoothでも繋がる音響システムが構築され、しかも大変綺麗に収まる、といういかにもドイツ的な発想の優れもの。
この度、Team Ikuzawa Collectionの964タルガをご成約して下さったお客様へ、生沢さんからのプレゼント
なのですが、なんでも現在国内では直ぐには手に入らない代物だそうです。

流石ポルシェに絶大なコネクションを持つ生沢さんですが、果たしてこれ、運転していてこの小さな画面が見れるのでしょうか?
とても疑問です。スマホでGoogle、の方が良いかもですね笑

車雑誌ENGINE取材


3/25日発売のENGINE、の取材が草加工場にて行われました。
今日の工場の中は、SP/SR専門店みたいになってます笑

今回の主役は’68シルビア。
どんな記事になるのか楽しみです。

’69 Subaru 360 Young S 入庫!

今となっては珍しいスバルヤングS、の入庫です。
元メカニックのオーナーの寵愛を受けてきたこの個体

旧車にありがちな欠損部品もなく、内外装とも大変綺麗な状態にあります。

エンジンルームも御覧の通り

詳しくは弊社ホームページ”Stock List”をご覧くださいませ。

R.R(RearEngineRearDrive)


生産年度は違っても、基本的な概念は同じ。強いて言えばドイツVWの国民車カブト虫でしょうが、
日本の国民車であるこのてんとう虫もコンセプトは一緒ですね。勿論こちらの方が後発ですが、その後1959年に英国の
国民車であるミニが誕生して時代の主流はFFに移行。
こうやって並べると、どこかしら似てますね。