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JAGUAR Sport 50’s Style

戦後の1950年代には、数多くのスポーツカーがアメリカ市場に向けて(北米で売れないスポーツカーは成功しない)輸出されましたが、

その年代の英ジャガーのスポーツカーと言えばXK120に始まるXKシリーズが北米で大ヒット。

50年代のジャガーは、今日では想像出来ないかもしれませんが、英国を代表する大排気量スポーツカーメーカーであり、

あの過酷なルマン24時間レースに於いても、51,53年にC-Type にて総合優勝、55,56,57年にはD-Typeで総合優勝と計5回

(54年はD-Typeで)惜しくも4.1キロ差で,4.9LのフェラーリV12に次いで2着)の優勝を誇り、正にスポーツカーメーカーとして破竹の勢い

で、このXK140OTSのトランクに付いている、紅色の七宝エンブレムにも誇らしげに表記されています。

因みにジャガーC-Type の本名はXKC、でD-TypeはXKD.当時のスポーツプロト的な両車とこのラダーフレームを持つ市販XKとはかなりと

違うのですが、エンジンは同じXK3.4リッター(D-Type後期は3.8)ユニット。

レーシングカーとして最初にディスクブレーキで成功をしたのがC-Typeなので、同年代の市販車XK140も後にディスクブレーキを採用することに。

未だ公道を走ってサーキット迄行ってレースして帰って来る、旧き良きレーシングスポーツの時代です。

XK120/140/150と1948~1960年迄続いていく初代XKの各数字は、最高速度を表す(マイル)のは周知のところですが、この140MCではキロにすると

224Km!にもなります、1954年でこの性能は正に当時のスーパースポーツ、。ですね。

ノーマルの190Hpと比べ、特別仕様のC-Typeヘッドを持つ140は210Hp仕様となり、XK140MCと呼ばれていました。

肘をドアから出すドライビングスタイルも、特徴ある古典的なブリティッシュスタイル。

120から比べると約10センチほど広くなったと言われる室内(といえるのか?)も、大柄なイギリス人が良く

窮屈しなかったな、といつも思うのですが、イギリス製のサルーンも大体外装に比べ室内は狭いのは、やはり

この後暫く続いたブリティッシュスタイル、なのでしょうね。

内装のレッドレザーも定番ですね。国産の60年代位のスポーツカーの内装は、黒若しくは赤の二択だった気がします。

国産のスポーツカーは英国製のスポーツカーの影響を強く受けていましたね。

いずれにしても50年代、60年代は車にとっての黄金時代と言われていますが、このXKも夜の大都会でどのクルマにも劣らない、強烈な個性

を放ってました。