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クルマはやっぱりご縁。

1975年BMW2002.正規輸入車LHDでA/T.フィヨルドブルーという写真では濃く見えますが、薄いブルーのメタリックです。

ジャガーで言うところの、E-Typeの時代ではオパレスセントシルバーブルー、XJ-S辺りだとダイヤモンドブルーとか、アイスブルーによく似た

このカラーは、70年代のBMWのカラーの中ではとても好みのカラー、でした。

3シリーズが誕生する前のBMWコンパクトは、昔からとても興味があり以前マニュアルのTiiを買いそびれて以来、敢えて探す程ではなくとも

気にはしていましたが、BMWマニアの先輩にエンスーの杜に出ていたこの個体を紹介され、初めは02に興味がある友人に紹介したのですが、

出ていた写真とYouTubeを何度も見て、そして紹介文を読み直しているうちに俄然自分用に欲しくなり、

”これ買わなければもう02を買うことは一生無いな”

まで思うように(笑)

善は急げで担当者に電話したところ、既に5人待ちの状態。サイトにアップされて間もないのにやはり良いものは足が早いんだな、と納得。

あれこれやり取りした後、

どうしたら買えますか?と聞くと

見ないで即答して頂けたら、という返事。

思わず即答で”いただきます!”

という流れで、購入を決めてから1週間も経たないうちにで前オーナーの元から引き取ってきました。

コンデションを確認するために洗い出しの為約500キロ程走り、車検が真近だったので工場へ入れて

全体を見てみると。。。

掃除はしましたが、とても奇麗でオリジナルの状態を保っていたエンジンルーム。

実は46年間1オーナーの元にいて走行3.1万キロ。

次のオーナーが関西の専門店から4年前に購入して日常に使い、一気に3万キロ走破して現在6.1万キロなんですが、

説明文に偽り無し。

フロント足回り。勿論掃除はしましたが、それだけです。何も手を入れてません。

以前にレストアを受けた、とも思えない状態。

リア足回り。ブレーキホイールシリンダーからのオイル漏れがあった以外はこれまた問題なし。

とても50年前のクルマのタイヤハウスとは思えません。

如何にファーストオーナーが46年もの間大切にしてきたか、がよく判ります。

タイヤは装着されていた185/70-13はやめて、オリジナルサイズの165/82-13へ。

銘柄はヨコハマクラシックも試してみたかったのですが、クルマの雰囲気も考えてミシュランXAS(FF)に変更。

きっと走りも軽快になる、と期待しています!

因みに02のエンジン、M10のシリンダーブロックはご存知の方も多いでしょうが、

1973年にMARCH製F-2及びGroup6に独占供給、その後は各コンストラクターに供給された当時の最強2リッターエンジン、

名機の誉れ高いM12,と同じなんですよ。(写真は所有のMarch742/745BMW)

オートマ/クーラー付き、なので、普段使いとしてこれからのシーズンに向けて更に仕上げて乗り出すのが楽しみです!